ゲノセクトEX が話題になっていますね。

以下のテキストで合ってるでしょうか?
ゲノセクトEX(プラズマ団) たね 草 HP:170 弱:炎×2 抵:- 逃:1
 特性 レッドシグナル
   この特性は、自分の手札から「プラズマエネルギー」をこのポケモンにつけるたびに
   一回使える。相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。
 草草無 メガロキャノン 100
   相手のベンチポケモンを1匹選び、そのポケモンにも20ダメージ

基本スペックは逃げるコストが 1 、
弱点は現状では突かれにくい炎で自身は草タイプとかなり優秀ですね。

まず下のワザを見てみるとダークライEX を彷彿とさせる性能ながら、
100+20 なのできせきケルディオをワンパンチで落とせるというダメージ調整になっています。
本体がプラズマ団なので、マシーン加速で 2 ターン目起動も可能なのは素晴らしいですね。


ところで一番気になるところは上の特性、なんとポケモンキャッチャー特性です。
プラズマエネルギーをキャッチャーとして使用できるという極悪性能。
ゲノセクトEX を相手にすると 5 回以上もキャッチされる可能性があるわけですね。

デッキに 4 投のプラズマエネルギーは結構手札に来るので、
アクロママシーン以外で手張りもちらほら行うことはあるかと思います。

このままではゲノセクトEX にプラズマエネルギーが溜まりっぱなしですね。
おそらくこのテキストは同時に登場するポリゴンZ と合わせることを
想定しているのではないでしょうか。
ポリゴンZ[プラズマ団] 無 2進化 HP:130 弱:闘×2 抵:- 逃:1
 プラズマトランス 特性
   自分のポケモンについている「プラズマエネルギー」を1個選び 、
   自分の別のポケモンにつけ替える。この特性は、自分の番に何回でも使える。
 トライアタック 無無無 50×
   コインを 3 回投げオモテの数× 50 ダメージ。

例として霊獣トルネロスEX と合わせてみます。

ゲノセクトEX をベンチに据えて手張りのプラズマエネルギーで相手をキャッチ

プラズマトランスでトルネロスEX にプラズマエネルギーを移動。

ジェットブラスト

実に理想的な流れですね。

逃げるコストも優秀なのでゲノセクトEX をキャッチャーとして使用するデッキ構築は
大いに考えられることかと思います。



ところで、多くの人が思うのは、
「アクロママシーンとかみあわない」
ということでしょうか。

アクロママシーンは山札から直接ポケモンに付いてしまうので特性が使えません。

スーパーポケモン回収を成功させれば、
そのターン別のエネルギーは付けることができませんが
回収して手張りすることで実質的にポケモンリバースのような
コイントスキャッチャーとして使えますね。
若干確実性に欠けるので微妙です。

ボルトロスEX の「ライデンナックル」もトラッシュから直接付くため、
あまり意味がありません。

ただしトラッシュのプラズマエネルギーはダークトリニティで回収できます。



さて話は変わって殿堂のこと。

殿堂環境においては非グッズキャッチャーというだけで大いに有用かと思われます。

殿堂ではミカルゲやディアルガG といった
たねグッズロッカーと頻繁に遭遇することになります。

しかし殿堂でも多くのデッキにはポケモンキャッチャーを積まないという選択肢はあまり無く、
初手ミカルゲの相手に当たると手札で腐ってしまうのが悩みのタネでした。
レジアイスやサイクロンエネルギーでの対策はお手軽ですが、
ミカルゲ 2 体やつんざく相手には用を成しません。

ゲノセクトEX の登場によって、
ポケモンキャッチャー n 枚
の構築を
ゲノセクトEX 1 or 2 枚&プラズマエネルギー n 枚
に組み替えるという選択肢もありえるかもしれません。


ただし、欠点もなかなか多いです。

 ・ベンチスペースを 1 ヶ所とってしまう
 ・フウロで取ってこれない
 ・そのターン別のエネルギーを張れない
 ・ジャンクアームで再利用できない

などなど

とくに、そのターン別のエネルギーを張れないという点はなかなか痛いですね。
出来るだけ早い段階でエネ準備が整うデッキでないと使いにくいような気がします。
もちろん、ポリゴンZ と合わせるならそれも問題にならないかもしれませんが。
シビビやカメックスなど、エネ加速手段のあるデッキでもいけますね。


殿堂ならではの利点もあります。
探求者の存在はゲノセクトでのキャッチ運用に大きく貢献してくれる可能性がありそうです。

 ・何度も使われたゲノセクトキャッチャーを探求者で全て再利用できる
 ・グッズロックされてなければアクロママシーンから探求者 → 手張りのような運用も

ただ探求者を使用してしまうと、
当然ながら相手もベンチを 1 匹戻すことができます。
今まさにキャッチして攻撃したいベンチのポケモンを回収されてしまう可能性も高いので、
使用するタイミングは要注意ですね。

また、ポリゴンZ によってプラズマエネルギーを動かすことができるのであれば、
クロバットG などの SPポケモンを搭載することでポケターンによる回収も可能となります。


ちなみに殿堂ではジュカインやメガニウムといった草エネルギートランサーが存在するので、
まさにサザンダークのように戦う草デッキも組めそうです。

以上、ゲノセクトEX は様々なネタが生まれそうな感じがしますね。
また色々と考えてみましょう。


ビリジオンEX のテキストも気になるなぁ( ´ω` )

コメント

nophoto
ゲスト
2013年2月14日23:58

ゲノセクトEXは殿堂でおもしろいデッキが組めそうです。
カビゴン(BW7)(特性:とおせんぼ)、アンノーンKind(相手のバトルポケモンからダメカンをとる)、ゲノセクトEX(ケルディオEX対策&ワープエネ多投デッキ対策)を組み、相手のミカルゲをバトル場に釘付けして、デッキアウト勝ちできそうです。

ぴるくる
2013年2月15日4:09

>> ゲスト さん
コメントありがとうございます。
カビゴン系耐久デッキの新しい選択肢としてゲノセクトを使うのもありですねぇ。
今まで壁になっていたケルディオを落とせる火力を持つのは助かります。

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